日本の就活:おすすめの役立つ就活アプリ5選
日本の就活はスマートフォンとアプリの普及によって従来よりはるかに気軽なものになりました。企業や職業を調べることに特化した就活アプリのおかげで学生の就活はよりフランクかつポータブルなものになりました。
著者: Jen Santelices | 掲載日: 2019年9月18日
現代の日本の就活はアプリで支えられているといっても過言ではありません。
2018年の総務省の調査によると、98.8%以上の20代が日常的にスマートフォンを使っているという結果が出ています。また就活生のほとんどが20代なのを踏まえると、日本の就活生の大半がスマートフォンを日常的に使いこなしていることが分かります。
日本の就活は履歴書は手書き、面接は整った身だしなみに黒のリクルートスーツといったように厳格に決まっています。しかし現在多くの日本の企業が人口統計をベースに少しずつ現代的なリクルートを始めようとしています。
就活アプリには従来の堅苦しさや分かりにくい「就活文化」を単純化して就活生を支援する目的があります。今回は日本で就活を成功させるためのいくつかの就活アプリを紹介していきま す。
おすすめの就活アプリ5選
リクナビ2020
リクナビは中でも一番長く日本の就活生から愛用されている就職ポータルアプリです。 30,000社以上の企業情報を掲載しているこのプラットフォームは、
日本で一番使われている就職サイトとして4年連続で選ばれています。
日本の大学生の多くは3年生くらいから就活を始めます。リクナビの後についている数字はその年度に卒業する学生向けという意味を指しています。留学生が使う上で唯一の心配するところが、アプリに掲載されているほとんどの内容が日本語で書かれているため、日本語のレベルが高くないと使いこなせないという点です。
リクナビを使い始める前にまず自分の個人情報を入力していかなければいけません。その次にウェブ上で企業ごとにエントリーシートを書き、提出します。これは企業側があなたのことをもっと知るためのものです。また企業が行っている説明会もこのアプリから日時を選んで申し込むことができます。
リクナビがほかの就活アプリと差をつける点としてOpen Esシステムが挙げられます。これは標準化されたエントリーシートの必要項目を埋め、それを5,000社以上ある企業の中から自分が気になる企業選んで送ることができるシステムです。これにより専攻機関に移るまでの期間がグッと短くなります。
また企業を絞り込むために業界別、ロケーション、職種によってジャンルを選択できます。またアプリを通じて就活生と企業がコミュニケーションを取ることが可能で、しかも説明会がいつにあるのかをすぐに把握することもできます。
マイナビ 2020
マイナビはリクナビと同様に絞り込みやエントリーシートの一括送信、説明会の参加が行えます。
マイナビ独特のシステムとして「Match」というサービスがあります。これは質問に答えるだけで自分の持っているスキルと人物像をベースに職種や業界の適性を提案してくれるサービスです。キャリアのスタート地点に立とうとしている学生には強い味方になるツールです。
さらにマイナビは就活だけでなく、バイトを探している人のために「マイナビバイト」というアプリも用意しています。マイナビ、マイナビバイトともにサービスは日本語でのみの提供となっています。
Offerbox
Offerboxは卒業間近の学生向け就活アプリになります。こちらも企業別に一括でエントリーシートを送信できるシステムを採用しています。
登録後にプロフィールや所有スキルを記入できるほかに、自分を目立たせるために写真やアピール動画をアップロードすることもできます。
プロフィールに興味を持った企業がコンタクトを取ってくることもあります。そういった場合の多くは選考の初期段階をスキップでき、企業側から提案がくるケースがとても多いです。
またオファーボックスを通して企業から内定が出た場合、オファーボックスからお祝いとして1万円分のギフト券が届きます。
LinkedInはアメリカ発の就職支援プラットフォームです。雰囲気はFacebookのような感じで、就活生は企業のプロフィールをフォローし、企業の詳細や最新の採用情報、現在の雇用状況を知ることができます。
LindedInを使うメリットとして、登録している企業の多くが日本に支社を持つスケールの大きい外資系企業であるということです。そのため企業紹介の多くが英語にも対応しているため日本語に不安がある方でも安心して就活を進めることができます。
古典的な日系企業や中小企業へのアピールの機会は限られてしまいますが、英語が喋れる海外の人材としてグローバルな環境で働く機会には間違いなくつながるでしょう。
CFN
CareerForum.net(CFN)は日本の企業で働きたい日英バイリンガルのためのキャリアフォーラムを紹介するプラットフォームです。CFNのアプリを通して説明会や参加企業の詳細、採用情報、そして近日に開催されるキャリアフォーラムの情報を見ることもできます。
CFN主催のキャリアフォーラムは日本にとどまらずロンドン、上海、シンガポール、そして最大の規模を誇るボストンを始めとしたアメリカの各地にて開催されています。またアプリは世界各地で使うことができ、参加するキャリアフォーラムに合わせて便利なツールとして使用できます。
最後に
就活はテクノロジーの進歩とともにより気軽なものになり、職を探すためにスマートフォンが欠かせない時代になりました。しかし便利なツールの登場は努力を怠る理由にはなりません。努力を欠かさないことと考える力をベースに、自分を拡張するツールとしてテクノロジーを使えば就活の成功率はグッと上がるでしょう。

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