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日本の就活:日本語の履歴書の書き方と5つのコツとは?

November 27, 2019 5 min read

どうすれば日本の履歴書を書くときに他の人より優れたポイントを伝えらるのでしょうか?今回は「ライバルと差をつける」履歴書の書き方をポイント別に紹介していきます。

著者: Nadira Annisa | 掲載日: 2019年11月27日

履歴書を書くのはカンタンではありません。特に日本の履歴書は他の国とはちがうフォーマットを利用しているため、時間とエネルギーを使わないといけません。日本語のレジュメの書き方の基本がわからない方は、JPourtの記事“Tips to Write a Japanese Resume”を読んでみてください。

日本語での基本的な書き方がわかる方は、次のステップとしてさらに力強く、企業にインパクトを残す履歴書を書くための5つのポイントを学んでいきましょう。

今回は、2人の先輩に日本語版Resumeである「履歴書」を書くポイントやヒントを聞きました。現在、福岡で働くインドネシア人のイルハム・ハイダールさんと、大阪で働くことが決まっているシドニー・アディカ・ハリームさんからのアドバイスをぜひご覧ください。

日本の就活で必要な「履歴書」を魅力的にするには?

一貫性 (Consistency) を持つ

イルハムさん(写真)もシドニーさんも、履歴書を書くうえでまず必要なのは一貫性を保つことと言っています。「自分の目標と企業が求めることを常に考えながら書くことが大事です。」とイルハムさん。

さらにシドニーさんも「一つのテーマを持って書くと良いです。そのテーマをベースにいろいろな項目を書けるため、ストーリーのように全体のバランスの良い履歴書になります。しかし、文字数の制限あるので(志望動機:300字、学生時代に力を入れたこと:450字)、シンプルにまとめることも大事です。」とアドバイスをしてくれています。

自分の「柔軟性」と「向上心」を売り出す

イルハムさんによると日本の会社の多くは「変わりたい(成長したい)」と強く願う人を求めているそうです。「企業は向上心があり、会社に入ったあとにアドバイスを聞いて、いつも新しい経験ができる人を好みます。」そうした会社の好みを考えると、「会社に応募するわたしたち(学生)は、アグレッシブさがその会社に良い影響をもたらすことをアピールすることが重要になってきます。」とイルハムさんは言います。

会社のことを知る

シドニーさんは、「履歴書を書く前に、まずは応募する会社のことをしっかりと知ることからはじめるべきです。そして、なぜその会社に入りたいと感じたのかを考えましょう。」と言っています。シドニーさんは自分の経験から「たとえば、会社のビジョンやミッションや経営理念が、自分の考えとマッチするか。そのうえで、しっかりと自分の人生の経験を伝えることを忘れないように。」とアドバイスをしてくれています。

さらにシドニーさんはより良い履歴書にするためには「その会社の強みやライバル会社と比べてなにが強いかを知っておくこと」が大事と言っています。その理由は、「応募する会社だけでなく、ライバル会社のことも調べる。そうすれば、業界全体のこともわかり、応募する会社が改善するべき点もわかってきます。」

シドニーさんは、履歴書の志望動機を書くためには、その会社のビジネスのことを調べることがなによりも大事だとしています。強みや弱みは人によって違うので比べるのが難しいですが、その会社で働きたいという思いは、志望動機の内容で比べることができます。だからこそ、会社のことを知り、志望動機を書くことがとても大事なのです。

学生としてなにを学んだ経験を活かす

日本の履歴書でユニークなもう一つの項目は、「学生時代」についてです。インタビューに答えたイルハムさん・シドニーさんはふたりとも「大学時代の経験を書くこの項目は、自分をアピールする場です。」とこの項目の大切さを語っています。「最も簡単なのは大学時代に所属してた団体やした活動について書くことです。その活動の中で、どんな問題があり。それをどのように解決したかを書くといいでしょう。」

学生時代の項目では、一番最後に自分が経験したことから何を学んだかを書きます。またシドニーさんは、「国際的な学生は、母国から離れて2つ以上の言語や文化が理解できるという強みがあるので、これは絶対に書きましょう。こうしたスキルを証明するにに、TOEICやJLPTなどのテストは忘れずに受験しておきましょう。」とすすめています。

自分らしさを大切に

最後に、履歴書では『自分らしく』書きましょう。

『自分らしく』とはどんな意味でしょうか?

「ユニークで他の人と違うことを大事にしましょう。そうしないと多くの応募者の中で目立つことはできません。自分らしく、嘘をついたりする必要はないです。もしひとつの会社に入れなくても、それはあなたに能力がないということではないです。シンプルに、あなたにはその会社が合わなかっただけです。」

最後に

どうすれば魅力的な履歴書を書くことができるか、イルハムさんとシドニーさんのアドバイスはとても的確なものが多かったと思います。

人によって強みはちがうのです。

しっかりと会社のことやライバル会社のことを調べることが必要です。

最後に、なによりも自分をしっかりと知ること。そうすれば履歴書を書くのもカンタンになるはずです。

みなさんもこれからの就活、頑張っていきましょう!

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